文化遺産マネジメントラボ

Cultural Heritage Management Laboratory

文化財レポート(福岡編)

令和3年10月16日、世界遺産遺産「神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群」のビジターセンターを訪問しました。大型スクリーンを利用しての動画解説がメインで、あとはパネルと資料展示。パネル解説のガイドさんが「1年目は集客効果があったが、2年目からはサッパリ。どこも同じですよ」と愚痴をこぼされてました。我々が知りたいのは、①なぜその文化遺産が今に伝えられたのか、②今の人々の生活にどう生き付いているのか、③なぜそれを未来に伝えていかなければならないのか、ということ。もちろん観光客数だけが指標ではありません。どこにもいえることですが、認定されたことを自慢し、研究成果を披露しただけではお客さんの心には響きませんので、そこに一工夫が必要なのです。

Follow me!

PAGE TOP